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2015年01月17日

Outdoor Research Virtuoso Hoody(Down Jacket)

Outdoor Research Virtuoso Hoody

正月にナツラムのセールを見ていたのですが、
何か買おうかな、と思って見ていると
アウトドアリサーチのダウンジャケットが安くなっていたので
買ってみることにしました。
本当は普段使いにしたかったのでプリマロフトなどの化繊綿の
ジャケットが欲しかったのですが、ORは好きでもあるので決めて
しまいました。
何年も前からダスパーカが欲しいなと思っていたのですが
また先延ばしです。化繊だと自分で洗濯も簡単にできますから
登山のようにコンパクト性を重視しなければ非常に魅力的です。

ORのビチューソーフーディーですが届いてみると
厚みもあってモコモコ系になるかもしれませんが、保温力もあって
寒い時はホントに役に立つジャケットのようです。
カタログ値Lサイズで659gもあります。これはMサイズなので
幾らか軽いとはおもいますが、まだ計っていません。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)





裏にはファスナー付きのポケットと左下側にストレッチ性のメッシュの
モノ入れみたいなポケットが付いています。
襟の内側のグレー部分は起毛させた柔らかい生地が当てられており
首周りの感触がいいです。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)


ダウンの封入構造はシングルキルトです。



背中から。色の濃い切り替えの部分は袖も含めて
パーテックスエンデュランスという素材が使われています。
また、前よりも背中の丈が長く作られて背中が出ないような
デザインになっています。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)


比較的薄い生地が使われているように思いますが
意外としっかりした印象を受けます。薄いことは薄いのですが。



襟の内側にフードを絞るドローコードの末端があります。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







フードの後頭部にはフードが前に垂れないように絞る機構が付いています。
フード自体はさほど大きくはなく、ヘルメットの上から被るには無理があります。
ニット帽の上から被ると丁度良い感じです。頭部が包み込まれ、この状態で
眠ったら暖かいだろうなと思わせます。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







袖先にプリントされたパーテックスエンデュランスのロゴ
ナイロン生地に確かポリウレタン系の皮膜が貼られていたの
だと思います。最近のダウンジャケットには使われるようです。
TNFでも2012FWのDOUBLE X PARKA (NY81204, 本体¥45,000もする)に
使われていたと思います。あれもちょっと欲しかったですが。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







左胸には斜めにポケットが一ヶ所ついています。
浅いのであまり大きなモノは入れられないです。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







両サイドにはジッパー付きのポケットがあります。
でもジッパーにはフラップが付けられていないので
露出しています。意外と擦ったりするようでちょっと気になります。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







袖口。ベルクロで絞れますが、上から重ねる部分は硬い素材で
出来ているので、意外と当たったりします。
当たったり擦ったりしてもまあ今の所問題はありませんが。
ちょっと気になります。
おそらく厚い手袋でも操作できるようにと考えられているのかも。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







右腕にアウトドアリサーチのロゴが刺繍されています。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)








ジッパーはYKK製ですが、噛み込みがいまひとつかな・・・。
一旦噛んでしまえばスムーズでいいのですが。
ダブルスライダーになっていて小用の時も便利です。
内側のフラップには厚い生地が当てられており
ジッパーが薄い生地を噛み込まないように工夫されているようです。
これは親切ですね。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







ビチューソーフーディーに付いていた紙タグ。
ここだけ見ると撥水ダウンなのか?と思いそうですが
多分違うのだと思います。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







なんだか変な日本語ですね。これだけ見ると
ヤフオクで見かけるような正体不明の中国商品のようです(笑)
私は基本的に中古は買わないのですが、このビチューソーは
一応エイアンドエフ扱いのものになっています。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)





サイズについて

ビチューソーフーディのサイズは
Mサイズで肩幅56、身幅62 着丈71、袖丈67、となっています。
http://www.aandfstore.com/special/size/sizeguide.html#jacket

以前もORのジャケットを買ったことがあるので、日本サイズより
1サイズ大きいのだろうと思っていましたが、大体その通りのようです。
実測してみるとほぼ同じ値のようですが袖は70cm近くあり、
私の場合手の甲まで覆ってしまいます。山用ジャケットなので
袖が長い仕様なのだろうとおもいます。街着では長過ぎのように
感じますね。



ビチューソーフーディーの重さはLサイズで659gもあります。
けっこうモコモコで同等の重さのダウンジャケットは持っては
いないのですが、TNFのダウンジャケットと比べてみます。
以前のTNFヌプシジャケット(ND01001-2002FW, ND01586-2007FW)
のカタログ値が650gです。とはいってもこのビチューソーは
比較的薄いシェル素材が使われているので単純な比較は
出来ないかもです。

ヌプシはもってないのでアコンフーディーと比べてみます。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)


下にビチューソーを敷いています。袖の長さが違いますね。
私の持っているアコンフーディーは(ND18104、2012FW)は
XLサイズですが、ややタイトなデザインになっており、
街着を意識したものになっているようです。
しかし、もう現行ではないので
いまの製品の平置きサイズ値を参考にしてみます。

TNF Aconcagua Hoodie (ND91314) 2014FW  カタログ値450g
XLサイズの場合、肩幅48、身幅 60、着丈 68、袖丈 67 となっています。
http://goldwinwebstore.jp/ec/pro/disp/2/ND91314

ND18104は実測すると身幅は58くらいで他はほぼ同じだと思えます。
肩幅に関しては袖の取り付けが肩内側の首方向へ入っているので
狭く表記されているのかな。
脇からの袖の長さはビチューソーが63cmくらいであり、
アコンフーディーは57cmくらいで、ビチューソーの袖の長さが
わかります。



またこちらとも比べてみます。アコンカグアジャケット(ND18102、2011FW)
のLサイズでこれもまた現行ではありませんので
現行製品の値を参考にして比べてみます。

TNF Aconcagua Jacket (ND91322) 2014FW  カタログ値365g
Lサイズの場合、肩幅50、身幅 58、着丈 68、袖丈 64 となっています。
http://goldwinwebstore.jp/ec/pro/disp/2/ND91322

ND18102の場合は平置きして計るとほぼ上記の値になっているようです。


Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)


アコンフーディーXLサイズの上にアコンLサイズを置いてみました。
ND18104のXLとND18102のLサイズでは袖の長さには明確な違いが
ありますが、身頃や肩幅はそこまで差はないように思えます。

これらの平置きサイズは置いたままジャケットの外寸を測っているので
身頃などの厚みは数値だけではわからないと思います。
ビチューソーはアコンフーディーより厚みがあるので大きいサイズの
ように見えますが着てみるとそこまでゆとりがある訳ではありません。


アコンフーディー(ND18104)のXLサイズとアコン(ND18102)のLサイズを
着て比べるとサイズ的にはアコンフーディXLサイズがちょっとゆとりが
あるという感じです。
肩周りの動き易さはもうちょっとゆとりのあるビチューソーのほうが
いいです。
袖は明らかにビチューソーフディーが長いです。
ORの本国サイトでモデルが着用している画像がありますが
実際に長いです。



3つのジャケットの両サイドのポケット部分。
どれも片面だけ起毛トリコットが使われています。
前面裏面にはどれももう一枚ナイロン生地が当てられています。
ポケットを作るためだとおもいますが、
ビチューソーフーディーはポケット内部がナイロン一枚ですが、
TNFは内側に当てられたナイロンの中にポケットの袋が入れられている作りに
なっています。
そういう訳でビチューソーは裾が開いているとポケットが冷たく
なりやすいです。その場合、裾のドローコードを締めるといいです。
気温が5度くらいだと実際にドローコードを締めていました。
薄いナイロン一枚でも冷える日は違いがあるようです。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)



上記の3つのダウンジャケットはどれもシングルキルト構造になっており
ボックス構造などではありません。



ビチューソーフーディーはアコンフーディーより厚みがあるので
重量もありますが、フードまでダウンがたっぷり入れられています。
寒い夜にはこういうフードは暖かくていいです。
車中泊でも役に立ちます。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)






ビチューソーフーディーをアコンフーディーの付属の袋に
入れようとしたのですが無理っぽいです。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)






無理に袋に入れてみようとしたらダウンが抜けてきました。
一ヶ所だけのようです。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)






商品説明によると右ポケットを裏返すようにしたら袋詰めにできるようです。
まだ試してはいません。ポケットの奥にキーフックのようなものが
縫い付けられています。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)







ところでダウン製品は洗濯が問題になると思います。
山などで使っているとどうしても首筋や髪が当たる襟などを
汚し易いですし、街着として使ってもやっぱり汚れてきます。
軽くて暖かいので毎日使ったりもしてしまいます。
せめて襟の汚れを軽減しようと、私はネックウォーマーを
使っています。
街では暖房の効いた店内などに入ると途端に暑くなるので
薄手のものを使っています。
画像のものはフェニックス製とC3fitのものです。
フェニックスのものは保温はいまいちで筒型でずれ易いのですが
暖かい日でも使いやすいです。隙間もできるので。
Outdoor Research   Virtuoso Hoody(Down Jacket)



C3fitのものは薄手の割には内側の起毛も多く暖かいです。
フェニックス製よりぴったりしてくるので暑くなりやすいかな。


まだ街で数回着ただけですが、とても暖かいです。
アコンフーディーも軽くて良いダウンジャケットだと思います。
山に持っていくならアコンフーディーのほうが小さくなるので
便利かもですが、この厚みは安心感があるように思います。
それに定価設定が低めなのもいいと思います。


2015年2月15日追記
時々夜間に着たりしているのですが寒い夜はこのジャケットは
ポケットが冷たいですね。他は十分に暖かいのですけど。
やっぱりポケットの内張りがナイロン1枚だとこうなりやすいのかな。
それと裾周りがやや大きいのも外気と触れやすいのかもしれません。
裾周りのドローコードを締めないといけないです。
この点ではサイズがぴったり目でポケット内部は内袋状になっている
アコンフーディーのほうがいいかも。





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OR(アウトドアリサーチ)
ビチューソーフーディ
Men's Virtuoso Hoody
価格¥29,160(税込)

素材:肩と腕は、ナイロン 100% 30デニール Pertex Endurance、
本体とフードは、100% ポリエステル 20デニール リップストップ加工、
裏地はナイロン 100% 44デニール
650 フィルパワーのダウン断熱素材
フィットスタイル:スタンダードフィット

平均重量:659g (Lサイズの場合)

軽量、耐水性、右側のハンドポケットは、スタッフサックとして使用可能、
Shove-It 内ポケット、ジッパー式ナポレオンポケット、ジッパー式ハンドポケット2つ
内側にストームフラップを備えたフロントジッパー、フックアンドループ式の
カフクロージャー、伸縮性のある袖口、起毛トリコット裏地の襟、ドローコードの裾、
二重のフロントジッパー、調節可能なフード

適応サイズ(単位/cm):S(肩幅55、身幅57、着丈67、袖丈66)、
M(肩幅56、身幅62、着丈71、袖丈67)

カラー GLCR X ABY 
メーカー品番 19495757294205

耐風性、耐水性に優れた暖かい650フィルダウンフードパーカー
OUTDOOR RESEARCH Ms ビチューソーフーディはリップストップ加工が施されたポリエステルと
30 デニールのPertex により、次の日に備えて寝袋に落ち着くまでドライな体を保ちます。
雪の降るバックカントリー活動の長く、疲れながらも爽快な一日の最後には、
暖かい乾いたソックスと分厚い暖かいダウンジャケットを身に着けてテントで
寛ぐ以外の楽しみはありません。非常に高い650 を超えるフィルパワーを
持つVirtuoso Jacket は夜間の寒気から体を守ります。

http://www.outdoorresearch.com/en/mens/down-and-synthetic/mens-virtuoso-hoody.html


Men's Virtuoso Hoody
Style# 57572OR
MSRP: 285.00 USD

The Virtuoso Hoody provides lightweight and compressible 650 fill down insulation
in a wind- and water-resistant package; perfect for warmth while setting up
high camp or when conditions turn cold and nasty on multi-day treks.
The adjustable hood adds an extra degree of protection from the cold.

Lightweight
Water Resistant
Adjustable Hood
Two Zippered Hand Warmer Pockets
Right Hand Pocket Doubles as a Stuff Sack or Fleece-Backed Pillow Pocket
Two Internal Shove-It Pockets
Zippered Internal Pocket
Zippered Napoleon Pocket
Double-Separating Front Zipper
Internal Stormflap
Brushed Tricot-Lined Collar
Elastic Cuffs with Hook/Loop Tabs
Drawcord H em

Details

Fit: Standard Fit

Fabric Pertex Endurance, 100% nylon 30D shoulders and arms,
100% polyester 20D ripstop body and hood,
100% nylon 44D lining 650 fill down power insulation

Avg. Weight (oz./g): 23.3oz / 659g (L)











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